小枝が車輪状に伸びていること、花が梅に似ていることから
『シャリンバイ』と呼ばれるようになりました。

中国地方から南に生息していますが、宮古島のシャリンバイは
”オキナワシャリンバイ”という品種が多く
本州に比べて葉が細く、通常より2ヵ月早い
3月に白い花が咲き始めます。

宮古各地の街路樹や民家木として親しまれ、
宮古島の方言では「キカツギー」「ツカツギー」
「ツキヤッギィー」と言われています。

樹皮は染物の原料として使われます。
 

葉が白いため”木白香（木が白く香る）”と名付けられました。
石に生える菊なので、方言名では「イシギク」と呼ばれます。

亜熱帯～熱帯地域の海岸近くに自生し、白い短毛で覆われた葉は
美しいシルバーリーフとして人気があります。

近年では、絶滅危惧Ⅱ類に指定されている珍しい品種です。
 

『ヘンヨウボク』は、葉に黄色や赤橙などの鮮やかな斑が入り
形も様々であることから名付けられました。
別名「クロトン」とも呼びます。

熱帯地域に生息し、日光の量や風当りが良いとキレイに葉が色づきます。
突然変異しやすい性質で、1000種以上の品種があるとされています。

温暖な沖縄ではよく育つため、様々な形の
『ヘンヨウボク』を見ることが出来ます。